+ necollabo 11 +



+ + + どんな関係? + + +

「相変わらず、子供が好きみたいね」
「?」
「それとも好かれるのかしら?」
「あぁ、君か。 来てたんだね」
「お久しぶり」
「元気そうだね」
「こういう仕事してると、嫌でも出会うわね」
「それでも、辞める気は無いんだろ?」
「そうね。 私の生き甲斐ですもの」
意味ありげ〜な(笑)


深くて暗い?類推されるいくつか。 てか、邪推されまくりそうないくつか。(笑)

シゴト好きで子供欲しくないが為に分かれた元恋人。
コドモ好きなんで、オトナになってしまってちょっと興味離れられた元恋人。
コドモ生んだら興味が完全にそっちに流れたんで分かれた女房。
老若男女問わないだけなのには気付いてないで、ロリショタだわこの人、と見捨ててった元恋人。

「なぁなぁなぁっ、ドレだと思う?!」
「賭博かよ」
「一口500円からっ」
「しょぼい」
「大穴で王子のお袋さん」
「……いくらなんでも…若過ぎっしょ…;」
「どーするよ、娘だったら?」
「って王子幾つだって…;」
結局のとこ騒げれば丸かも。

+ + + + +

やだやだ。
「王子…が…ねこまただったなんてーっ」
「っ……ってなんつー寝言吐いてんだよ」
「はっ…オレ寝てた?」
「寝てたよ、きっぱり、ぐっすり」
「あ〜びっくりした〜」
「つか、びっくりしたのこっちだ…」

マネ氏ら振り回され〜てお疲れ気味な模様〜。
「シンゴさん、王子って子供の頃どうでした?」
「え〜? 王子ねぇ…。(考えている) ……………(考えている)……………今と、同じ?」
なんつー少年時代だっ。

「うーん。 でも少しは若かったかなぁ…髪短かったし」(比べる基準が間違ってます)
「…シンゴさんだって、髪伸びるでしょう?」
「そうなんだけどさぁ〜」
「……」(だめだこりゃ;)



+ + + ちょっとした過去話 + + +

アイルがカイト連れて帰って来た頃?(曖昧;)

「よ、お帰り〜、遅かったじゃん?」けろっ
「何だよ、イイ男連れてるぢゃん、お持ち帰り?」へらっ
「よっしく」しぇいくはんず♪
千種はフレンドリー体質なので、特に男は(女は色事が入るので;また別で;)認めたらへらへらと懐くと思うんですが。
初対面のカイトにはちょっとくらい戸惑って怯えろよ(?)とか。

「お前の然ういう悩み無さそうなトコがムカつく」
コイツに思春期イライラはねぇのかよ、とちらりと苛立ったりな
「こんな莫迦ほっといて、行こうぜカイト」

+ + + + +

居酒屋あたりで。
「っとに参るよな、あの莫迦は」(漢字だよ、兄弟並だよ^^;)
「ガキの頃から少しは成長しろ、変われっつんだよ、いや、昔の方がまだマシだった…」延々。
『正直ほっとした。コイツにも帰れる場所、帰りたい場所があったのか…』
ほのぼのと目許口許くらい笑って聞いてくれるんでしょうかカイトさん。

「ココに戻って来て良かったんだな」
「まぁ、気ぃ楽だしな」
「いい幼馴染も居る」
「……。 ただの莫迦だろ」
「…」そう言いながら嬉しそうだよな。

「…千種バカだからさぁ、アイルのいない時間のことなんかすっ飛ばしてるだけだぜ?」
「だろうな…」(もう読んでる!ぐるぐる一本ロープ思考っ)
「ちょうど、いいんじゃないか…」饒舌。饒舌っっ。

+ + + + +

「へ? カイト怖いかぁ?」
「だってぇ、いっつもムッスリ黙ってるしぃ、こう、見下ろされる感じこわぁい〜」
「かぁ? でも蒼平気だろ?」
「蒼ちゃんは千種と顔似てるし〜、なぁんかぼややぁんとしてるとかぁわぁい〜い〜♪v」

千種、あんまりばかっぽい喋りする女はちょっと…避けてくれ、疲れる…;
ついでに言うと、結局のとこ面のイイ男なんで狙われていたりはしそうです…千種、千種、女は選べっ…。
「千種は別格ぅ〜、優しいしぃ〜」ごろにゃんv
何のかの言って刹那に愛されていたりとかは…とほほ;

「へ? こないだの女? 誰のことだ?」
「バカっぽい喋りの、こうやたら胸のデカイ胸だけの女!」あーいうの連れてくんなっ。
「……ぁあ! アレがなに? そういや名前知らないなぁ?」いや、ついてきただけ。
「っとに下半身だけの付き合いをやめろっつのっ」いや、本当に…;
って一応良いとこもきっとある筈。多分;

+ + + + +

「……カイト、カイト1足す1」
「……2…?」
「違う違う、2〜っ」
「…2〜っ…?」
「ダメだ、目が笑ってない」
「………千種?」
「カイト、お前折角いい男なんだから笑え、少し笑って見せろ」
「…ダメだよ千種、愛想振りまくカイトとか想像できないよ、オレ」
「別に振りまかなくていい、俺に、笑ってくれ」
「…はぁ?」何言ってんの千種、また誤解されそうな;
「だってなんか貴重な感じぢゃん? ほら、ほらほら、笑え〜」

「…なんか…オレ千種の行動パターンの読めなさ加減が増してる気がするんだけど…;」
「アイツ夏弱いからな…思考が本能のまま衝動的だろ…;」



「…お前って、ホント変わってるな」
「へ?」
「別にオレと関わらなくても、構って欲しいヤツが沢山居るだろ?」
「(もしかして笑った?)そんなコトないって、オレ今、カイトと遊びたいんだよな」
「アイルと遊べよ」
「アイツはダメダメっ。 すぐ突っ掛かって来るからさー」
「…テメェ。 誰がすぐ突っ掛かるって?」
「…アイル?」
「テメェみたいな下半身野郎に、んなコト言われたくねぇんだよっ」ぐりぐりぐり。
「…っ、いてててて〜」
アイル…千種をあしざまに言える立場なんでしょうか…生活態度…;

「オレはアイツみてーに誰彼構わずじゃねーの」
って、そういう問題?他の事はいいんデスカ;

こんな笑顔見せられたら、そしてきっとあまり聴かない穏やかな声なんか聴いちゃったら、千種は懐きます。
「最近やけに構うじゃん」
「そ?」
「ちょっとは女も整理したろ」
「ちょっとねぇ♪」
「カイトに褒められたい、てか」
「げ、なんだそれ」(自覚はない)
「千種の行動パターンてバレバレなんだよ、紅に対するのと似たような態度とってるよ」
「紅がなんだよ?」
「お前らって本当、単純簡単で複雑」ふぅ。
「ってだからなんだっての、詞音?」

「詞音…何だよアレは」
「さぁ?何だろ」
「構い過ぎ」
「最近カイトがお気に入りみたいだからね〜」
「……詞音…。 シンゴ呼んで来い」

牽制? しかも他人を使いますか〜(笑)
「………?」
「…カイト本当たまにちらりとしか笑わないもんなぁ…」
「…詞音?」
「……千種惚れっぽいんだよな…たく…」自覚ねーし;
(いや、惚れるの意味違うけどっ)


+ + + ミーティング + + +

「んじゃ次のライブはこの日だから、アイル歌いたいのってやっぱ新曲だよね」
「ガンガンに飛ばせる方がいいだろ、夏だし」
「だねぇ、ノリノリで。じゃぁ衣装だけどさぁ」
「千種はアレな」
「…またアイルの趣味押し付ける…」
「いいんだろ、千種」
「いっけど、カイトどー思うよ? アレ結構汗かくとキショいんだよなぁ」
「…千種がイヤならやめておけ」
「だよなぁ、イヤって程でもないんだけどさぁ」
「千種っ」
「いや、いいよ? 別にそんでアイルが気分良く歌えるんだったら俺は。 じゃぁさぁ、色はどうよ? カイト」
「…」指差し
「そっかぁ、んじゃこっちね」

「…アレどういうんだ?」
「知るかよ、千種って自分より強いヤツ大好きだし」
「ぁあ?」
「千種の好み、女の子には徹底してフェミニスト気取るけど、男だと違うよな。 アレで割りと強引に指図されんのも好きだし…」
「………」
「って…そういう意味じゃねぇよ? アイル? 違うからなっ?!」

単に「お兄ちゃん」が好きなんですけど…ははは;詞音の失言もあいたたた〜;