+ necollabo 3 +





++ 休日のパパ状態 ++



「灯…はまりまくってるよな…」
「…俺的には、お前もそんなに違いはないけど…」自覚ないんだなおにいちゃん…;
「え?」
「いや、こっちの話」


「にしても灯のガードきっついわー」
「シンゴまだ、りょくに触れてもねーだろ」
「みたいだな」
「見ーっけっv」
引き剥がそうとせずにまとめてって辺りで灯も抵抗しなそうです。 王子読んでる(笑)
その点、シンゴはうっかりりょくだけ触ろうとかしちゃうので灯にガードされちゃう感じ〜。
(どちらも無意識なんですが;)
まぁでも、説教はするかも。
「りょくがびっくりしてるだろ、王子デカイから怖いんだよ!」暴言。
あ、でも…御伽の王子様とか混同しそうです…皆王子って呼んでるし…(笑)
そしてうっかりしてると、ママとのお茶会で遊ばれてそうな感じ。

「…あぁ。ごめん、ごめん」
「も〜!りょくが泣きそうになってるだろっ!」
「うん、わかったv今度から灯に了解とってから抱きしめるねーv」にっこりv
「…ぇ」
「それで、良い?」
「やだ」
「ん〜?じゃあ、どうしよっか?」
「抱きしめなければいいんじゃない;」
「だって、俺。温もり欲しいんだよねー…寂しいからv」
泣き落とし作戦ですか…苦笑;


「いいなぁ〜…俺もりょくちゃん、ぎゅうってしたい…;」
「へぇへぇ、そうですか;」
「…ちーちゃぁ〜〜んっ」
ギュムッ
「痛ッ…痛ぇよッ、俺を変わりにするなっての〜っ!」

「きっとさぁ、きっとさぁ、こんなに硬くなくてさ、
ちっちゃくてやーらかくって、軽く腕が回っちゃって、子供の甘い匂いがしてさ」夢見がち
「きっと灯の匂いでいっぱいだろうよ」うんざり;
「……ぢゃぁさ、ソレは千種のちっちゃい時と一緒だよね?」
「…そうくるか…;」
「ぁうっ、けど俺ちーのあんな頃は知らない〜っ」
「うぜぇ〜」


「なんのかのムキになって逃げないあたりがなんとも…千種オトナだねっ」
「逃げるとしつこいからな…逆に」
「そこら辺見習えば?」(クロウの後姿に)
「やかましい、暫しの休息に水を射すな」




「だっこ?」
「そう、抱っこv」
「ふぅん?」
「うわ、軽いなぁ…美味しいもの、食べる?」
「灯のマシュマロ?」
「マシュマロ、好きなんだ? 灯が作るの?」
「灯のマシュマロ、大きいの、星のかたちしてる、ショコラに入れる」
「ショコラかぁ」
「桃ちゃんスペシャルのきいちごタルト、ざくざくって美味しいよ? 木の実入ってる」
「桃ちゃんスペシャルねぇ、珊瑚も元気なんだ」
「クラッカー砕くの、らいともするよ?
りょくと食べながらお手伝いするとお腹いっぱいになる」



「…なんで子守になってるんだ? 天下の王子が…;」
「てか…凄いよ; 子供って、らいとの話しって滔々と果てがない;」
「……王子、スケジュールみっちり埋まってる筈だけど…;」
「アノヒトいないと収録いつまでも進まないんじゃ?;」


かれこれ1時間以上、こんな感じ(笑)


「マネさん、いーの?あのままで」
「あーゆう時、何言ってもダメですからね…」しくしく;
「はぁ…大変だねぇ〜;」

++ 休憩中に床で熟睡 ++

「帰るよ…」
「ん…? 灯オシゴトおわった?」
「ん、終わったよ、シンゴはこの後仕事だからね、ゆっくり休ませてあげて」
「ん…(抱っこ)りょくは?」
「寝てるよ(おんぶ)し…静かにね」
「っ……きゃぁああああっつ」
「っ何?!」
「なんだ? どうした?!」
「衣装がっ衣装が〜っつ」
「いやーんっシンゴちゃん顔にアトついてるぅっつ」
「……ふ…え〜っ」
「わ、りょく?」
「え? 何?」
「ふぇっ」ぐじゅぐじゅ
「あー、もう、折角気持ちよく寝よーとしてたのにっ」
「え? あ?きゃ」
「もう! 二人ともいい大人なんだから! りょく…」
「(えぐえぐ…すん…)シンゴちゃん…生きてる?」
「へ?」
「……ぁあ…死んでると思ったのか…;」
げしっ
「てっったーっつ、何?何で俺殴られんの?」
「人騒がせな寝方してるお前が悪い」
「ちーちゃんっ」
「仕事しろ仕事、天下のアイドル様がよ!」
「わー、蹴んなくてもいいぢゃんっ」
「あーっ衣装に足跡がっ」
「チビども泣かすなよ、ほら、顔直してもらって仕事しろっ」


「つーわけでスタッフに蹴られましたv」
「え、え、スタッフにですか?」
「えぇ、踏まれましたv」
「コイツ床で寝るの平気なんすよ」
「え、床で」
「微妙に嬉しそうなんですがシンゴちゃん」
「偉そうなスタッフですねぇ」
「偉いんです」
「へ?」
「このすちゃらか男を動かせる数少ない人材なんで」
「……え、えーと、ではっ、新曲歌っていただきましょーっ」
「(し、進行しづらいんだよなコイツラ…)」
「君の為に歌うから」(アシスタントの手をとってみる)
「真顔で言うな」(取り合えず殴っとく)
「(俺もう司会降りたいなぁ…)」

オジサマ司会とアシスタントは二人の美女でv

「兄貴見てやんなくてよかったの?」
「つか寝てたくらいで失敗するヤツなら捨てる」
「…そーだね?」
「だよ、ほららいと寄越せ」ほのぼの帰宅組。


「ちーちゃん、見てるーっv」
「え?ちょっ…」今、生放送中っ;
「大好きーーvぇへへーv」
「…そっ、それでは。CM入ります〜…;」(もう、こいつらの司会やだ…泣っ)

ガヤガヤ
「誰〜?ちぃーってぇーー」
「きゃぁあーーっ」
「いやぁ〜っ!」

「お前、公共の電波使って何言ってんだよ…」
「ん?」
「責任持って、発言しろよな…」
「何が〜?」
「マネさん、倒れてるよ…きっと」
「だなー」
「さっ、帰るか?」
「お腹空いたもんねーv」






「子役時代にね〜、そんでシンゴも懐いてたんだけどね〜」
「え? でもシンゴ憶えてないんじゃ?」
「変わったからねぇ、あのヒトも。
昔はもっとヤンキーで刺々しくてイライラしぃだったんだけどなぁ、あれはあれで可愛かったんだよなぁ」
「……あの? 素朴な疑問なんすけど、あのヒトおいくつ?」
「やだな、この業界で年齢聞くなんて反則だよ?」

「い、やーんっ若かったのよぉう」
「へぇ、こんな頃あったんだぁ、カッコイイね」(灯はまたバイトです;)
「まっ、灯ちゃんたらお上手〜っ。今度アタシがカットしてあげるわねっ、色も変えてみる?
メッシュ入れよっか?」
「あ? ううん、いいよコレで、りょくが気にいってるからさ」
「りょくちゃん、かーわいいわよねー、今度また連れてらっしゃいっ」
「あ? ううん、アイツは俺が切るからさ」
「え? 灯ちゃん美容師志望なの? 話聞くわよ?」
「え? 違うけど、りょくは俺が切るから」

「微妙にあの子もガード固いわよね〜」
「つかネーサン、灯にまでちょっかいかけっとシンゴに言うよ? 尾鰭つけるよ?」
「い、やーっ、千種ったらいけずーっ」
++ 王子とシンゴ(女形)編 ++



森で見つけた僕の恋姫

盗賊王子と謎の少女てな感じで。



失われた記憶と感情…

君から奪いたいのはその要因…。


君に触れるのも囁くのも、

君から吐息一つ奪っていいのは

この僕だけ。




一見優等生然とした好美少年が、実は野心家で策略家だと言う設定が好き。
そしてオヤジの七光りでない狡猾な盗賊であってくれ。

まぁでも、最後は離れ離れですねこりゃ…。










「俺としてはさ、シンゴがあそこまで一気に育たないでくれたら
続編を次々作りたかったんだよ、
映画だってやりたかったさ」
「へぇ〜? どんなネタよ?」
「数年後、再会編で、美しく成長したカトリーヌを攫いに行くのさ」
「美しいカトリーヌ!」
「まぁシンゴが男なのは仕方ないとしよう(ひでぇ言い草)
まぁそれなりに限界は感じてたさ、
でも他の女優を使う気にもならないし、それじゃ意味がない」
「ま、いんでない? 野郎でも、育ち過ぎてても」
「……王子、何か悪巧みしてないか?」
「やだな、アイディアだろ、アイディアv」


君を深く傷つけた

その切っ先さえも奪いたい



君を

殺していいのは

僕だけ…






++ スタッフ同士の雑談会 ++

「顔だけ見れば野郎だと思わないですよねぇ〜…これならいけるんじゃないですかね?」
「そりゃ判ってるんだけどさ…んでも、後はどーすんだよ;」
「ぅーん。代役立てるとか」
「そりゃ、無理ありすぎだろ?」
「あっ!いっその事CGで合成とかどうですかねっ」
「……お前ね〜;」

「しかしシンゴの身長では…」
「だから俺がいるんじゃない♪」
「………」ぽむっ、と手を打つ。(笑)


++ CGの多用と過去の映像との融合計画 ++

「その手があったか…よーし!ノってきたぞーっ」ゴォォォー。

「監督、燃えてるね〜」
「久々だな…あんな姿見るの」

「しっかし演りづらいぞ〜、台詞一切なし、吹き替えもしないし」
「表情と仕草だけか」
「え? ちー?」(また寝ていた)
「映像と効果な」
「千種いんの?」
「へ?」
「え? だから千種…?」きょん?
「…うあ、びょーき出た…;」

仕事でお疲れ気味? 仕草を千種と聞き取るか…;


「お願いしますよっ、千種さんっ!」
「何で俺が…んな事しなきゃいけないワケ?」
「そーしないと、シンゴさんやらないって言い出しますからっ」
「俺はアイツの子守り役じゃねぇ…;」
「そこをなんとかっ!バイト代、今の倍出しますからっ!
千種さんが「うん」て言ってくれないと、俺。 首になっちゃいますよー!お願いしますよ〜っ(涙)」